黙示録論 (ちくま学芸文庫)

【楽天ブックスならいつでも送料無料】


黙示録論 (ちくま学芸文庫)

楽天ブックス

1,430 円 (税抜き)

ちくま学芸文庫 デーヴィド・ハーバート・ローレンス 福田恒存 筑摩書房モクシロク ロン ローレンス,デーヴィド・ハーバート フクダ,ツネアリ 発行年月:2004年12月 ページ数:363p サイズ:文庫 ISBN:9784480088871 ロレンス,D.H.(Lawrence,David Herbert) 1885ー1930年。イギリスの小説家、詩人。炭坑夫の息子に生まれ、苦学して大学を卒業、教師となる。11年、処女小説「白孔雀」を出版。大学時代の師の妻と恋に落ち大陸に駆け落ちしたが、のち帰国して結婚。第一次世界大戦後再び祖国を去り、晩年を放浪に送る。南仏ヴァンスで歿。「チャタレイ夫人の恋人」「息子と恋人」など多くの小説を残した 福田恒存(フクダツネアリ) 1912ー94年。東大英文科卒業後、雑誌編集者、大学講師などを経て文筆活動に入る。戯曲、評論など著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ロレンスの黙示録論について(福田恒存)/黙示録論ー現代人は愛しうるか/附録 ヨハネ黙示録/訳註 ロレンス畢生の論考にして20世紀の名著。「黙示録」は抑圧が生んだ、歪んだ自尊と復讐の書といわれる。自らを不当に迫害されていると考える弱者の、歪曲された優越意思と劣等感とを示すこの書は、西欧世界で長く人々の支配慾と権力慾を支えてきた。人には純粋な愛を求める個人的側面のほかに、つねに支配し支配される慾望を秘めた集団的側面があり、黙示録は、愛を説く新約聖書に密かに忍びこんでそれにこたえた、と著者は言う。この隠喩に満ちた晦渋な書を読み解き、現代人が他者を愛することの困難とその克服を切実に問う。巻頭に福田恒存「ロレンスの黙示録について」を収録。 本 人文・思想・社会 文学 その他 文庫 小説・エッセイ

この商品の詳細を調べる


本・雑誌・コミック » 小説・エッセイ » その他
Herbert フクダツネアリ ,David Lawrence