ぼくはうみがみたくなりました

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ぼくはうみがみたくなりました

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山下久仁明 ぶどう社ボク ワ ウミ ガ ミタクナリマシタ ヤマシタ,クニアキ 発行年月:2002年10月 ページ数:175p サイズ:単行本 ISBN:9784892401589 山下久仁明(ヤマシタクニアキ) 1960年、東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。日本シナリオ作家協会会員。しょうがい児の放課後活動の場「フリースペースつくしんぼ」(東京都町田市)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 明日美は、看護学校に通う女子学生。だけど、学校をやめようかと悩んでいた。そんな明日美が、一人でドライブに出た。つらかったり悲しかったりしたとき、いつもいく場所があった。そこで、少し年下に見える彼と出会った…。「海を見に行きませんか?」明日美は、彼をドライブに誘ってみた。彼を助手席に乗せ、湘南へと向かう。でも、ちっとも楽しくない。彼は、名前も教えてくれない。一言も口をきいてくれない。こんなことなら一人の方がよっぽどまし…。海岸沿いの駐車場で休憩していると、老夫婦が、声をかけてきた。城ケ島まで乗せてって欲しい、と言う。二人でいるより四人の方が気楽になれそう。こうして、4人の小さな旅がはじまった。1泊2日の小旅行…。やがて明日美は、彼が少しずつわかってきた。自閉症が、ちょっとだけわかってきた…。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・やらわ行

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