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漢方専門薬剤師からの注意点
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は水証(水分代謝の異常)に用いる漢方薬で、胃内停水や尿の減少があり、水分がうまく代謝されないことにより「気」が上昇し、起こる症状に使用します。 気の上昇は、のぼせやめまい、身体動揺感、心悸亢進、頭痛、神経症などを引き起こします。 特徴として、乗り物酔いしやすい、冷えのぼせ、緊張して顔が赤くなりやすいなどがあります。 また、動悸や息切れ、頭痛、耳鳴りなどを伴う場合もあります。 上記の症状に加えて貧血気味などを伴う場合には、人参当芍散(にんじんとうしゃくさん)を用います。 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)製造元
赤尾漢方薬局内容量
30日分(30袋)効能・効果
体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症: 立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏煎じ方・服用方法
鍋や土瓶に1日分(1袋)と水を入れ、とろ火にて煮出します。 (目安・・・全体量が半分くらいになるまで) 水の量、煮出す時間は袋に記載しておりますのでご確認ください。 煮出した後のティーパックはよく絞ってから捨ててください。 出来上がった液を朝・昼・晩の3回に分けて、服用します。 残った液は冷蔵庫に保管し、服用前に温めてください。※漢方薬は、お腹の空いている時に服用するのが効果的です。 食前であれば30分以上、食後であれば2時間ほど空けて服用してください。