楽譜 3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法 ベートーヴェン編

 


楽譜 3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法 ベートーヴェン編

エイブルマート 【楽譜・音楽書】

2,750 円 (税抜き)

メーカー:(株)リットーミュージックISBN:9784845635436PCD:3543菊倍 厚さ1.1cm 112ページ無理のない練習計画で、ベートーヴェンの楽曲が弾けるようになるまでをサポート!バイエル習得者でも3年後にベートーヴェンが弾けるようになる練習法を解説します。「ベートーヴェンに触れよう」といった基礎から始めて、「指先のコントロール力を磨き上げる」、「幻想的な響きを求めよう」、「ロマン派に向かう響きを知ろう」など、大曲を弾く技術が身につくようになるまで丁寧にレッスンを進めていきます。演奏法についてはもちろん、クラシック音楽についての知識も深まる一冊です。

CONTENTS

■Lesson1ベートーヴェンに触れよう ・ベートーヴェンの生涯を知る/4つのキーワードで掘り下げる/ベートーヴェンのさまざまな作品に触れる
■Lesson2:ピアノで舞曲を弾く1ドイツ舞曲 課題曲「12のドイツ舞曲WoO.8より第1曲」・曲の性格に適ったリズム感(舞曲感)をつかむ/伴奏で強拍と弱拍を表す/音楽の表情にふさわしい手首や指の使い方を知る
■Lesson3:ピアノで舞曲を弾く2メヌエット 課題曲「6つのメヌエットWoO.10より第2曲」・メヌエットに親しむ/和音による旋律を美しく立体的に弾く/アーティキュレーションを表すための手首の使い方を知る
■Lesson4:ピアノで舞曲を弾く3コントルダンス 課題曲「12のコントルダンスWoO.14より第1番、第7番」・さまざまな伴奏形に対応する/左手で跳躍形を弾くコツをつかむ/fやffを豊かに響かせる
■Lesson5:ピアノで表情を作る 課題曲「ソナチネ へ長調より第1楽章」・フィンガーペダルを効果的に用いる/スラーが示すアーティキレーションを音楽的にとらえる/ディナーミク(音量)の作り方を考える
■Lesson6:憧れの名曲を弾こう 課題曲「エリーゼのために WoO.59」・美しいアルペジオを弾く/速いパッセージを軽やかに弾く/ペダルの基本的な使い方を身につける
■Lesson7:ソナタ形式を知る 課題曲「ピアノ・ソナタ 第20番Op.49-2より第1楽章」・ソナタ形式の成り立ちと構造を知る/楽譜を読むテクニックを学ぶ/読譜をもとに多彩な表現を用いる
■Lesson8:ロンド形式を知る 課題曲「ピアノ・ソナタ 第19番Op.49-1より第2楽章」・正しい拍節感で音楽を開始する/曲想に合うスタッカートを表現する/フィンガーペダルを効果的に用いる
■Lesson9:3大ソナタに挑もう 課題曲「ピアノ・ソナタ 第8番Op.13《悲愴》より第1楽章」・調性の変化をとらえる/リズムやアーティキレーション、強弱から物語を感じる/ベートーヴェンを特徴づけるffやsfを表現する
■Lesson10:ピアノを歌わせる 課題曲「ピアノ・ソナタ 第8番Op.13《悲愴》より第2楽章」・アゴーギグを身につける/和音の連打を美しく弾く/レガートを徹底するための奏法とペダリングをマスターする
■Lesson11:疾風怒涛の作風をとらえよう 課題曲「ピアノ・ソナタ 第8番Op.13《悲愴》より第3楽章」・スラーによる拍節感をとらえる/オーケストレーションから音質を考える/劇的な表現を読み取る技術を学ぶ
■Lesson12:幻想的な響きを求めよう 課題曲「ピアノ・ソナタ 第14番Op.27-2《月光》より第1楽章」・美しいレガートを作るペダリングを身につける/和声のはたらきを感じる/メロディラインを弾く指を保続する
■Lesson13:指先のコントロール力を磨き上げる 課題曲「ピアノ・ソナタ 第14番Op.27-2《月光》より第2楽章」・指先のコントロール方法を知る/ユニゾンや対旋律、多声部をバランス良く響かせる/指を保持しながら和音進行を作る
■Lesson14:忍耐力のある指を鍛えよう 課題曲「ピアノ・ソナタ 第14番Op.27-2《月光》より第3楽章」・音ミスタッチなくアルペジオのパッセージを弾く/瞬時に音量をコントロールする/大胆なペダリングを駆使する
■Lesson15:ロマン派に向かう響きを知ろう 課題曲「ピアノ・ソナタ 第17番Op.31-2《テンペスト》より第1楽章」・表現に応じた細かい運指をマスターする/3連符のトレモロを正しく入れる/ロマン派的な表現に迫った語法を読み取る
■Lesson16:大曲に挑戦しよう 課題曲「ピアノ・ソナタ 第23番Op.57《熱情》より第1楽章」・構成をとらえて場面ごとの表現を模索する/これまでに習得した技術や強靭性を発揮する/ロマン派的な表現に迫った語法を読み取る著者プロフィール赤松 林太郎(あかまつ りんたろう)1978年大分に生まれ、2歳よりピアノとヴァイオリンを、6歳よりチェロを始める。1990年全日本学生音楽コンクールで優勝して以来、国内の主要なコンクールで優勝を重ねる。世界的音楽評論家ヨアヒム・カイザーにドイツ国営第2テレビにて「聡明かつ才能がある」と評された2000年のクララ・シューマン国際ピアノコンクール受賞がきっかけとなり、本格的にピアニストとして活動を始める。神戸大学を卒業後、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてピアノ・室内楽共に高等演奏家課程ディプロムを審査員満場一致で取得(室内楽は全審査員満点による)。国内はもとよりアジアやヨーロッパでの公演も多く、2016年よりハンガリーのダヌビア・タレンツ国際音楽コンクールでは審査委員長を務め、ヨーロッパ各国で国際コンクールやマスタークラスに度々招かれている。キングインターナショナルよりアルバムを次々リリースする一方、新聞や雑誌への執筆も多く、著書に『赤松林太郎 虹のように』(道和書院)、『3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法 ショパン編』(リットーミュージック)、『徹底解説 バッハ〈インヴェンション&シンフォニア〉弾き方教え方』(音楽之友社)がある。洗足学園音楽大学客員教授、大阪音楽大学特任准教授、宇都宮短期大学客員教授、ブダペスト国際ピアノマスタークラス教授、(一社)全日本ピアノ指導者協会評議員、カシオ計算機株式会社アンバサダー。 

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